(私がよいとおもう)UIのつくりかた

注意事項

手順

  1. 自分の頭を空っぽにしても分かるUIを出力する
  2. いろんな制約をもとにUIが拡散する
  3. そぎ落としてUIが収束する

1. 自分の頭を空っぽにしても分かるUIを出力する

自分の頭を空っぽにするということは、考えないということです。

考えないということは、なにか推測したり予測したりはしないということです。

推測したり予測しないくらい頭を空っぽにすると、記憶が残ります。

自分の頭を空っぽにしても分かるUIということは、記憶を手がかりに理解できるUIということです。

この場合の手がかりになる記憶というのは、過去の自分が触れたことのあるもののうち、

が該当します。 つまり、

が取り入れられたUIが、自分の頭を空っぽにしても分かるUIということです。

しかし、上記2点を意識しながらUIを出力すると、考えてしまいます。

なので、自分の頭を空っぽにしてUIを出力しましょう。

2. いろんな制約をもとにUIが拡散する

自分の頭を空っぽにして分かるUIは、多少なりとも以下のような観点で改善する必要が出てきます。

技術的な制約によって実現できないUIであれば、技術的な困難を回避する手立てを考える必要があります。

時間的な制約によって実現できないUIであれば、より単純な手立てを考える必要があります。

要件的な制約によって実現できないUIであれば、要件にあわせた手立てを考える必要があります。

この過程で、

から逸脱する可能性があります。それはよいことかもしれないし、わるいことかもしれません。

逆に既存の域をでないことがよいことかもしれないし、わるいことかもしれません。

よいことなのか、わるいことなのか、つくってみないと分かりません。拡散しましょう。

3. そぎ落としてUIが収束する

拡散したUIをもとに

ことができます。

見比べるか、試すと、よいことなのか、わるいことなのか、分かってきます。

よいことがあれば、残すし、わるいことがあれば、捨てます。

拡散したUIのうち、残ったところを組み合わせることもあるし、捨てるところしかなければ、まったく新しく考え直すこともあります。

もしかしたら、制約が緩和されることもあるかもしれません。

ともあれ、最後にはUIが収束します。