RAVPower USB-A to USB-C ケーブルのレビューです
はじめに
この記事はRAVPowerさんの商品無料体験プログラムによって書きました。RAVPowerさんありがとうございます!
去年、RAVPowerの充電器とケーブルのまとめ買いをすると割引になるセールの時に、こちらの充電器とケーブルを購入したのですが、今でもとくに問題もなく気に入って使っています。なので、RAVPowerの製品について、少なくとも嫌いということはないですね。むしろ好感を持っていると思います。
それで、9月に商品無料体験プログラムの案内が来たので、ケーブルと充電器について応募したところ、両方送ってくださいました。まずケーブルをレビューしたいと思います。
商品のAmazonのページはこちらです。
スペック
Amazonに記載されているスペックを表にしてみました。
端子形状 | USB-A / USB-C |
ケーブルの長さ | 0.9m + 1.8m (2本) |
使用している抵抗 | 56kΩ |
電源供給能力 | 12V / 2.4A |
USB規格 | USB 2.0 |
転送速度がUSB 3.1ではなく2.0の理論値480Mbpsが上限なのが気になりますが、Androidスマートフォンでの使用を想定すると、結局ファイルのやりとりでは標準的なMTP接続がネックになりそうなので、その限りにおいてはあまり問題なさそうです。
USB-A to USB-Cなケーブルは56kΩな抵抗を使用しないとヤバいらしいのですが、スペック上ではちゃんと56kΩの抵抗を使用しているようです。
また、このケーブルを充電に使用する場合に供給できる電力は、使用される充電規格によって異なります。充電規格について、前述のリンクと同じサイトの記事が参考になりました。
乱立するスマホ向け急速充電の規格について調べた | HANPEN-BLOG
それぞれの充電規格と、このケーブルで供給できる電力を表にしてみました。
充電規格 | 最大電流 | 最大電圧 | 最大電力 |
---|---|---|---|
USB 2.0 | 5V | 0.5A | 2.5W |
USB BC | 5V | 1.5A | 7.5W |
PowerIQ系 | 5V | 2.4A | 12W |
Quick Charge (2.0〜) | 12V | 2.4A | 28.8W |
対応しているACアダプタとスマートフォンを持っていれば、Quick Chargeによる急速充電の恩恵を受けられそうです。そういうわけで、スマートフォンでのデータ転送/充電に適しているといえそうです。
あとは充電器とワットチェッカーを揃えて実際の電圧や電流を調べると良いのでしょうが、あいにく持っていないので保留です。(更新するかも)
開封
外箱の寸法は200mm * 108mm * 20mmです。かさばる大きさではないと思います。
取っ手をつまんで引き出すと、ケーブルが2本出てきます。手前のが0.9m、奥のが1.8mですかね
カードがケーブルの下に同梱されていて、無料で12ヶ月の保証延長ができる案内と、問いあわせ先の情報が記載されています。日本向けの電話窓口があるんですね。
ケーブル(0.9m)の取り出した状態と、両端のコネクタ部分の外観です。質感はマットでさらさらしています。ケーブルの直径は約3mmです。
USB-A側のコネクタ部分にくぼみがあり、つまみやすいようになっています。良いと思います。
ある程度ケーブルのクセが残っている感じはしますが、取り回しやすい部類に入ると思います。動画撮ってグネグネしてみましたが、まあ伝わりにくいだろうなー…
感想
USB-C関係のアクセサリーは対応している規格を注意深くチェックする必要がありますし、中には規格準拠を謳っていても適合していない製品もあり、使用するのが危険なものもあると聞きます。この製品の場合は、スペック上はとくに使用するのに不安な点はなさそうです。(検証する環境はないのですが)
あと、この商品は0.9mと1.8mの2本セットなのですが、0.9mは外出用、1.8mは室内用という感じに使い分けられますね。これひとつ買っておけば室内外をカバーできます。
私は充電ポートがUSB-CなZenfone 3とGPD Pocketを持っているので、活用したいと思います。
レビューに関する指摘、レビューしてもらいたい事項などTwitterで教えていただければ、できるかぎり応えたいなと思います。以上です。