4月にSailfish OS Reviewsの中の人と会話しました

以前Jolla Tabletのレビュー記事を書いたのですが、そしたら

という感じで反応してくださいまして、Sailfish OS Reviewsさんのサイトにリンク貼ってもらえて、そのままDMで会話することになりました。まあそういうわけで、ざっくりした会話の内容をお送りします。

フィンランドの方だそうです。結構記事読んでます(主にJolla Tabletの遅延に関する記事でお世話になった)と送ったら、「日本にそんなに多くないと思うけど読者がいることは知ってるよ!」とのことです。それで、SFOS(Sailfish OSの略称)に関する情報を発信している日本の人について関心があるようで、私からはフリックさんのフレイドフォードonBlogを紹介しました。フリックさんの旧ブログはご存知だったようです。他の方でも、SFOSに関して書いたものがあったら、親切な誘導を作って発信すると良いかも知れません。


私のブログがリンクされている様子

次の話題では、この画像と一緒に「Why are the Japanese characters so different on yours and that other blog?」と尋ねて来られ、ピンとこなかったんですけど、「どうも漢字とカタカナとひらがなが文字として違い過ぎない?これらは日本語話者なら全員使い分けてるの?それとも、それぞれ地域ごとに分かれてるの?」という疑問でした。言われてみると私フィンランドって旅行で行ったことがあるのですが、鉄道の電光掲示板とアナウンスで駅名がフィンランド語とスウェーデン語両方出てきてたし、なるほどなあと。

私はちょうど今学期に「日本語リテラシー」という授業を受講していることもあって、それぞれの成り立ちとか、表音文字とか表意文字の話とか、同じ文章を、それぞれ漢字とカタカナとひらがなに起こして、見た目は全然違うけど音は同じだよみたいなことを説明しました。そしたら「難しいけど、美しい!」と言ってもらえて嬉しかったです。

あと「Jollaって英語だとDinghyなんだけど、日本語だと何?あとSailfishは?」と聞かれました。Sailfishはバショウカジキとして、Jollaはyacht→ヨットかな〜。似た言葉では帆船とか小舟?とか書きました。カタカナで起こすとヨラとかヨーラになります、とも書いたら、予想外にも衝撃的だったようで、何でかって、カタカナの形がそのまま舟のシルエットに見えたそうです。

Sailfish OS ReviewsさんのところにあったJollaの画像1

Sailfish OS ReviewsさんのところにあったJollaの画像2

「フィンランド語では、Jollaって言ったら救助用の小舟で、大きな舟に備え付けてあるイメージだけど、最近だと“E-Jolla”て言って220cmくらいの長さで軽くて速いやつとか、もっと長くて帆が2つある“Finnjolla”っていうのもあるよ」という話で、そうなんだ〜と思いました。その話でいくと、ヨラは短いのでJolla、ヨーラは長いからE-JollaとかFinnjollaになるんですかね。Sailfish OS ReviewsさんがJollaという言葉に関する話をこれこれに書いてあるそうなので、よかったら読んでみて下さい。

最後に「日本語学びたいんだけどなんかいい辞書とかサイトとかない?」ときて、学習者向けはよく知らなかったんですが、適当に探して良さそうなやつをちょっと紹介して、終わりになりました。異文化交流というか、趣味を突き詰めていくと、海外の人と話す機会も出てくるんだなあという点で、凄く楽しかったというか、刺激的な思い出となりました。

完全な余談ですが、会話をしている時、まるまる3時間ぐらい深夜まで風呂場にラップトップ置いて、湯に浸かりながらやってたので、気づいたら体中の皮膚という皮膚がシワシワになっていました。

…で、なんで4月の話を今書いたかというとですね。赤い彗星的なやつがもうすぐ手元に来るんですね。その前に消化しておこうと思いまして。ちゃんと記事書きますね。もうすぐ放送大学の単位認定試験が始まりますけどね。